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五分立て
生クリームなどの泡立ての目安。泡立て器でクリームをすくうと、とろりとし、混ぜた跡もすぐ消える状態。
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七分立て
生クリームなどの泡立ての目安。泡立て器でクリームをすくうともったりとしてるが、落とした時山が出来、少し経つともとにもどる状態。
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八分立て
生クリームなどの泡立ての目安。泡立て器でクリームをすくうとツノがたちおじぎする状態。デコレーション向け。
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アーモンドプードル
アーモンドパウダーのこと。プードルは「粉末」という意味。
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アールグレイ
ベルガモット油で風味づけをした紅茶の商品名。独特の香りがあるため、クッキーやシフォンなど焼き菓子に良く合います。
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アイシング
粉砂糖に卵白や水、洋酒、レモン汁などを加えて練ったもの。パンやケーキなどの表面に塗って飾ります。
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アイスボックス
バター等油脂の多いクッキー生地は成型しにくい為、棒状にして冷凍した後カット(成型)する製法。
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アナナ
フランス語でパイナップルのこと。アナナスはドイツ語。
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アニゼット
主としてアニスで香味をつけ、加糖した無色透明のリキュール。地中海沿岸地方で造られる。水を加えると白濁する。
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アパレイユ
パイやタルトの中のつめもの。カスタードクリームやアーモンドクリームが良く使われます。
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アマンド
フランス語でアーモンドのこと。
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アラザン
砂糖とデンプンを混ぜて粒状にし、食用銀粉を付着させたもの。洋菓子の装飾に用います。アラザンとはフランス語で銀という意味。
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粗熱をとる
加熱したものを、少し冷ます。大体40~50℃、指で触って熱いと感じるくらい。
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アラモード
菓子などにアイスクリーム・生クリーム・果物などを添えたもの。フランス語で最新流行という意味。
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アングレーズ
牛乳、卵、卵黄、砂糖、香り(バニラ)を混ぜて火にかけ、濃度をつけたもの。粉類は入れない。イギリス風カスタードソース。
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アンビベ
香りや湿り気を与えるために、リキュールやシロップなどを菓子に浸み込ませること。
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イスパタ
膨張剤。アンモニアガスと炭酸ガスで膨らませる。ガスが発生した後には塩化ナトリウム(塩)と水だけなので、ほぼ中性に保たれる。このために重曹単体での使用とは違って、フラボノイド色素がアルカリ性の影響を受けず色やけもしない特性があり、和菓子での蒸し物に適している。
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異性化糖
澱粉から出来たブドウ糖を異性化酵素によって部分的に果糖に変えたもの。ブドウ糖よりも甘みが強く、菓子などに使用。
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イタリアンメレンゲ
堅く泡立てた卵白に、120℃位に煮詰めたシロップを加え、更に泡立てる方法。熱い糖が入るので、殺菌されて保存性が増し、生食でき、気泡がつぶれにくく安定性がある。アイスクリーム、ババロア、ムースなどに使われる。
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浮き粉
小麦粉の澱粉。菓子や麩、海老蒸餃子の皮、餅取り粉などに使われます。
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打ち粉
生地をのばす時に台やめん棒に生地がつかないように打ち粉をふっておきます。打ち粉は一般的に強力粉の方が薄力粉よりサラサラしているので向いています。
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オートミール
燕麦(エンバク)を、ひき割りにしたもの。クッキー生地に混ぜたりする。
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オランジェ
ドイツ語でオレンジのこと。
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折りパイ生地
生地をのばしてバターを包み折りたたんで作るパイ生地。
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カード
乳汁などに酸あるいは凝乳酵素(レンニンやペプシンなど)を加えると生ずる凝固物。
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カカオバター
カカオ豆を搾油して得られる淡黄色の植物油脂です。カカオ豆には58~53%のココアバターが含まれています。
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カカオ分
カカオマスとカカオバターの合計。
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カカオマス
焙煎したカカオ豆の胚乳(皮を除いた部分。カカオニブとも呼ぶ)をすりつぶしてペーストにしたもの。
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カスタード
牛乳・鶏卵・砂糖・香料などを混ぜ合わせて調理したもの。
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カスタードクリーム
カスタードにコーンスターチまたは小麦粉を加えて煮上げたクリーム。シュークリームの皮の中に詰めるほか、各種の菓子に用いる。
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ガナッシュ
チョコレートに生クリーム、バター、牛乳、洋酒などを混ぜ合わせたチョコレートクリームのこと。トリュフの中身やケーキのナッペに使われる。
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カルバドス
フランスのカルバドス地方で作られている、りんごから作ったシードル(発泡酒)から作る、蒸留酒。
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きめを整える
生地に粉っぽさがなくなり、均一に混ざった状態。
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キュラソー
オレンジの果皮だけを使ったリキュール。無色透明のホワイトキュラソーと樽熟成で色づけされたオレンジキュラソーがある。
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キルシュ
ドイツ語でさくらんぼのこと。
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キルシュワッサー
さくらんぼんのブランデー。
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クーベルチュールチョコレート
一般に、ココアバターの含有量の多いチョコレートのことです。チョコレートの細工や被覆加工に使用されるものをいいます。ココアバターを31%以上含有することが基本で、通常は、35%以上の流動性の高いチョコレートをいいます。
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グラッセ
砂糖汁や蜜などで煮た菓子。
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クランチ
砕けるような歯触りが特徴の洋菓子。クランチとは噛み応えがあるという意味。
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グランマニエ
オレンジキュラソー(オレンジの果皮で風味づけをしたリキュール)の代表銘柄。
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クリーム・タータ
酒石酸水素カリウムのこと。メレンゲを作る際に極少量加えると気泡が安定する。気泡の安定は中性付近が最も良く、卵白はアルカリ性の食品で、クリーム・タータは水に溶かすと弱酸性になる為加えることで中性になる。
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グレイズ
菓子やクッキー、パンなどに塗る艶出し。シロップ、溶き卵、ゼリー、あんずジャム、アラビアゴム、フォンダンなどを使います。
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クレーム・シャンティ
生クリームに砂糖を加えて泡立てたもの。
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クレーム・フエテ
砂糖を入れずに泡立てた生クリームのこと。
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クレームドカカオ
カカオ豆から造られるクレームドタイプのリキュールで、ココアやチョコレートのような風味を持つ。
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コーンシロップ
とうもろこしのでん粉を酵素あるいは酸で分解して糖にしてつくるシロップで、欧米でよく使われています。
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コポー
チョコレートを薄く削ったものやカールするように削った装飾用のチョコレート。フランス語で「おがくず」のという意味。
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コルネ
クッキングシートを巻いて作った小さな絞り出し袋。溶かしたチョコレート等を絞り出す時使います。パイピングチューブとも言います。
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コワントロー
ホワイトキュラソー。オレンジの皮をアルコールで侵出し、それを原料にして蒸留酒を作り、砂糖や他の香料を調合して作った無色透明なリキュール。
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コンポート
果物のシロップ煮。
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ザーネ
ドイツ語で生クリームのこと。
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ジェノワーズ
共立て法で作ったスポンジケーキ。しっとりした焼き上がりなります。
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シトロン
フランス語でレモンのこと。
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シャブロン
すり込み型。天板に型を置き生地をすり込んで、型をはずして成型します
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シャンティティ
生クリームに砂糖を加えてバニラの香りをつけ、泡立てたクリーム。
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ジャンドゥヤ
アーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類と砂糖、チョコレート等を合わせてローラーでよくひいたペースト状のもの。
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重曹(炭酸ソーダー)
炭酸水素ナトリウム。膨らし粉として使います。ベーキングパウダーと違い加熱しないと反応しないので生地を休ませておくことが出来ます。他に黒豆やワラビ、ぜんまいのアク抜きにも使われます。
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シュクセ
メレンゲにアーモンドの粉を入れた生地を焼いたもの。
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ショートニング
製菓・製パンなどの際、口当たりを軽くするために加える油脂製品。植物油に水素添加を行って固形にしたものが主材。
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スリーズ
フランス語でさくらんぼのこと。
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すり混ぜる
バターと砂糖を混ぜる時など、ボールの底にこするように木ベラや泡立て器で混ぜること。
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チェスナッツ
英語で栗のこと。マロンはフランス語。
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デキストリン
でんぷんを加水分解したとき、麦芽糖になるまでの中間過程でできる種々の生成物の総称。水溶性食物繊維で、物性が優れているため、様々な食品に使われています。
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デコレーション
焼き上がったケーキに飾り付けをすること。
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デュラム小麦
主にマカロニやスパゲティ用として使います。粒はたんぱく質に富むが非常に硬いので、パン用小麦のように細かい粉にしないでセモリナ(小麦胚乳の祖粒。製粉工程で小麦をかるく粉砕。)にします。カロチノイドという色素含有量が多い(通常小麦の約2倍)のも特徴のひとつで、パスタが黄色いのはこの為です。
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テンパリング
チョコレートの温度調節。なめらかで固まった時くもりが出ないように仕上げるために重要です。
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共立て法
スポンジを作る際に、卵を卵白と卵黄と一緒に泡立てる方法。
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トリプルセック
普通のキュラソーよりも甘みが少ない。トリプル・セックとは”3倍辛い”という意味。
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ナパージュ
ジャムを裏ごししたもの。ケーキやデコレーションしたフルーツのつやだしに、塗ります。
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ナッペ
クリームなどをお貸しの表面に塗り、仕上げること。
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練りパイ生地
小麦粉にバターを切り混ぜて作る簡単に出来るパイ生地。
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ノワゼット
フランス語でヘーゼルナッツのこと。
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ノンパレル
アーモンドの品種。形は偏平で粒がそろっており、キズ・割れが少ない。皮むき加工に最適な品種。
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パータ・グラッセ
カカオバターの代りに、植物性油脂を加えて、のびをよくしたもので、テンパリング無しで使えます。主にコーティング用(洋生チョコレートともいいます)。
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パート・シュクレ
砂糖入りの練りパイ生地のこと。
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パート・フイユテ
折りパイ生地のこと。フイユタージュともいう。
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パウンドケーキ
砂糖、卵、バター(油脂)、小麦粉を同量ずつ混ぜ合わせて焼いたケーキ。
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バニラエキストラクト
バニラビーンズより抽出し濃縮したもの。
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バニリン
バニラの果実から得られる芳香のある針状結晶。化学式 C8H8O3 工業的にはリグニンの分解などによって作られる。菓子や食品の香料として用いる。ワニリンとも言う。
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ピケ
パイやタルト生地を焼くと膨らみすぎてしまうので、空気が抜けるようにフォークやピケローラで穴を開けること。
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ビスキュィ
別立てで作ったスポンジケーキ。
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ビターチョコレート
ミルク(乳製品)が入らない、カカオマスが40~60%のチョコレートのことをいいます。ブラックチョコレー、スイートチョコレート、プレーンチョコレート、ダークチョコレートとも呼ばれます。
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人肌
体温(36℃)ぐらいの温度。指先で触れた時に、やや温かいと感じるくらい。
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ピューレ(ピュレ)
果物などを裏ごしたもの。
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ふやかす
ゼラチンなどをやわらかい状態にすること。粉ゼラチンはダマになりやすいので水に振り入れて、板ゼラチンは冷水に漬けてふやかします。
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プラリネ
アーモンドやへーゼルナッツをカラメルがけし、砕いたものをローラーにかけてペースト状にしたもの。
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フランボワーズ
フランス語で木イチゴのこと。
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プリザーブ
果物のシロップ煮。コンポートより小さいが原型は残っている。
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フリュイ
フランス語で果物のこと。
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ブルーム
「ファットブルーム」と「シュガーブルーム」があります。「ファットブルーム」は夏場など暑い所でチョコレートが溶け再び固まった時に白っぽく粉をふいた状態になることを言います。「シュガーブルーム」は急激な温度変化により、チョコレートの表面に細かい水滴がつきます。この水滴にチョコレートの中の砂糖が溶け込み、その後、蒸発して砂糖の結晶だけが後に残されて白く粉をふいたような状態になることを言います。ブルームが起きたチョコレートを食べても特に害はありませんが、風味が落ち、口溶けも悪くなります。
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フレーズ
フランス語でいちごのこと。
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フレンチメレンゲ
一般に言われるメレンゲのこと。冷やした卵白を泡立てながら少しづつ砂糖を入れ、泡立てます。
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ペッシュ
フランス語で桃のこと。
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別立て法
卵を卵白と卵黄と別に泡立てる方法。卵白が良く泡立つので軽い焼き上がりになります。
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ポワール
フランス語で洋梨のこと。
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ポンム
フランス語でりんごのこと。
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マジパン
アーモンドと砂糖を加熱してなめらかになるまでローラーで挽いたもの。主に菓子の飾りを作ります。
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ミエル
フランス語ではちみつのこと。
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ミッション
アーモンドの品種。殻、皮が厚く、実も肉厚で比較的小粒。ローストした際の香ばしいフレーバーが強く、歯ごたえが良いことからスナック用を中心にアイスクリームやキャンディに用いられる。
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ミルフィユ
パイ生地にカスタードクリームを挟んだフランス菓子。ミルフィユとはフランス語で「mille=1千の、数多くの」「feuille=葉、薄片」という意味です。
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無垢チョコ
板チョコレートで何も入ってないものソリッドチョコレートとも言う。
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メレンゲ
卵白を良く泡立てたもの。泡立て器を持ち上げると、泡立った卵白がついてきてピンと立つ状態を「角が立つ」と言います。
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モラセス
未精製の糖蜜。特有の濃厚な風味がある。
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ラム
糖蜜を発酵させて造る蒸留酒。特有の香味がある。ドライフルーツを漬けたり、菓子の香り漬けに用いる。
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リカー
蒸留酒。
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リキュール
蒸留酒に砂糖・植物香料などを加えて作ったもの。混成酒。
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リボン状
共立て法で泡立てた生地が泡立て器から切れ目なくリボンのように落ちる状態。
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レザン
フランス語でぶどうのこと。
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レシピ
材料の分量と作り方。
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ローマジパン
アーモンドパウダー、シュガーパウダー、卵白を混ぜた もの。クッキーやケーキの生地に混ぜたりします。
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ロゼット
バラの花をモチーフにした小円盤状の文様。薔薇(ばら)形装飾という意味。クリーム等で花の形に絞ったものを言う。
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ワキシスターチ
もちとうもろこしの澱粉。
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和三盆
日本産の粒子の細かい淡黄色の上等な砂糖。江戸時代から高級和菓子に用いられ、香川・徳島の特産。中国から輸入したものを唐三盆とよんだのに対していう。